2017年05月17日

子育て講座「こどもの歯の健康」開催しました

5月17日(水)10時半より、10組20名の乳幼児親子が参加し、「こどもの歯の健康」について「おもて歯科口腔外科クリニック」副院長の表 理江先生にお話を伺いました。
子育て講座「こどもの歯の健康」開催しました
高山市は子どもの虫歯率がとても高いそうです。表先生は「子どものために歯磨きをしてください」と何度も何度も話されました。

歯磨きは早くから始めることが大事で、前歯が生えてきたら始めてよいそうです。また、歯が生えていないうちからガーゼや歯ブラシなどを口に入れて慣らしておくことは、歯磨きを嫌がらない準備として有効だそうです。

虫歯ができて治療しようと思ったら、歯医者を予約をして、待合室で待ち、治療に通い、痛い思いをすることもあります。どんなに短くても30分はかかります。家で(嫌がる時間を含めても)10分がんばって歯磨きをするだけで、その手間や痛みを防ぐことができます。
子育て講座「こどもの歯の健康」開催しました

家での歯磨きのほかに大事なことは定期健診で、前歯が2本生えたらフッ素塗布のために歯医者を訪れ、歯の状態を見てもらうとよいそうです。3~4か月ごとのフッ素塗布の際に虫歯の早期発見ができたり、心配事を相談をすることもできるので、気軽に歯医者に行ってくださいと話されました。

高山市は義務教育終了(15才の3月末)まで医療費が無料です。フッ素も無料で塗布してもらえるので、ワクチン接種と同じように重要ととらえて歯医者さんに行ってくださいね。
子育て講座「こどもの歯の健康」開催しました

そのほか、フッ素入りの歯みがき粉はうがいなどで流さない、デンタルフロスは積極的に使ってほしい、固いものを食べよう(→顎が発達し、歯並びへの影響を少なくする)、口呼吸ではなく鼻呼吸をしよう(→虫歯だけでなく、歯並びやアレルギー、風邪などの予防になる)など、資料を見ながら歯科医の視点で細かくお話をされました。
子育て講座「こどもの歯の健康」開催しました

まだ歯が生えていない0歳児さん親子、生えそろいつつある2歳児さん親子、永久歯が生えかけてきた年長児や小学生のお子さんを持つお母さん、それぞれの段階で気になることを改めて聞いていただく機会となり、とても勉強になったと喜ばれました。

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Posted by かんかこかん at 14:00│Comments(0)
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